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「路地・庭(ろじ・ば)ネットワーク」のご案内  とっとりエコサポーターズ 近藤 保 氏 (鳥取市)
 最近、山間部の小集落を訪ねることが多くなった。これといった目的はないが自然と足が向いていく。段々畑の上に点在する古風なたたずまいの民家が目に入る。石垣の上にさほど高くない垣根が連なっている。石垣の間にコケが生え小さな花が咲いている。このように小さな花が人目を引くのは何故か。それは背景の深山、鎮守の森、民家、石垣、段々畑、野焼きの煙などが人の心を癒し小さな花にまで目を向けさせてくれる。

 景観法が制定され景観に人の目が注がれだした。景観とは「景色外観、その美しさや自然と人間界のこととが入り混じっている現実のありさま」と広辞苑にある。一方、景観法には「良好な景観は、美しく風格のある国土の形成と潤いのある豊かな生活環境の創造に不可欠である」と謳っている。これらは何れも山間部の原風景と相通ずるものがある。

 このような状況を背景に市街地、並びにその周辺住宅街のたたずまいはアスファルトの路地に両側ブロック塀が連なり中庭を望むことすらできない。住宅を塀で囲む慣わしは城壁からきているという人がいた。言われてみるとお金がないと塀も造れない。時代と共に 形が変わり板塀からブロック塀、垣根に変ってきた。それでも板塀、石垣の垣根には昔の風情が残っている。歴史、文化として大切にしたい。

 少子・高齢化社会は今では当たり前、毎日多くの高齢者が散歩に励んでいる。生活環境の良いところは楽しく散歩もできようが荒涼たる環境ではどうしても家に籠りがちになる。子どもや高齢者の「ひだまり場」が路地のあちこちにできないものか。(この考え方の源流は「万葉まち染の会」が数年前に起こした「万葉染を通して魅力ある人の住む美しい街なみづくり」の中で心のもてなしとして考えていたもの。)
 現在、自宅の庭を「路地・庭」に改造中で完成は9月末の予定。
 このような個々の「路地・庭」をネットワークで結び交流会、研究会、講演会などを重ねながらゆくゆくは造園業、庭師、大学など巻き込み地域の活性化、コミュニティ・ブランドに成長させたい。

 「路地・庭」とは路地と隣接する個人の庭を仕切っているブロック塀や垣根を外し、庭の形、樹木、花木など景観として道行く人に提供するもので、時には内に案内してお茶など振舞うことも考えたい。庭をコミュニケーション・メディアとして多くの人たちの交流の場としたい。庭木や草花の種類は100種以上、それに集まる虫や小鳥も50種位、これらを被写体に写真や写生、短歌に俳句、草木染め、秋には落ち葉を焚いて芋焼きをする。限りなく交流の場がもてる。当然のことながら庭の大小に応じ活動内容が異なる。









 〜 「路地・庭(ろじ・ば)ネットワーク」の目的 〜 
【景観の「場」づくり】
 中心市街地、周辺住宅地、山間集落を問わず個人の住宅で景観的価値が認められる「場」、並びに「路地・庭」を創造する。
【環境破壊抑制】
 地域の中で「路地・庭」を囲んで環境問題を語り抑制のための具体的な活動を起こす。例えば、出前植樹活動、一家に一本植樹運動、食用廃油回収運動、環境教育など。
【高齢者生きがいづくり】
 いまや地域は高齢者のたまり場である。その高齢者が日々無目的に、あるいは地域のために目的を持って過ごす生き様には大きな開きがある。この開きが生きがいではなかろうか。この目的を持った活動を創出する場が「場」であり「路地・庭」である。
【地域活性化】
 高齢者の生きがい活動は即ち地域の活性化である。これは与えられたことを指示通りに行うことではない。自らの体験で創造したことを自らのやり方で行うことである。この自発性が活性化のエネルギーである。
【 防犯対策】
 最近、ブロック塀や垣根を壊し見通しの良い明るい庭園があちこちで見られるようになった。防犯のために勧められたものである。外から見られないように造られた塀が逆に暴漢の隠れ蓑になっていたことになる。
 「よそ者」「変わり者」「ばか者」何れも歓迎です、先ず声掛けから。
「路地・庭」に関係のない方でも議論や交流会に参加できます。まず参加から。

      以上の趣旨にご賛同の方は下記までご連絡してください。
「路地・庭NW」 問い合わせ先
〒680-8066 鳥取市国府町新通り2−305 近藤 保
            Tel&Fax 0857−22−2876